賃貸では、「ウォシュレット無し、借主負担で取り付け可・退去時に原状回復」としている物件が多いです。
3点ユニットなどは室内電源が取れないため、最初から付いていません。
物件情報サイトのこだわり条件に「温水洗浄便座」の項目があるように、ウォシュレット®TOTO(以下、ウォシュレット)は、備え付けで欲しいアイテムの1つです。しかし、人によって衛生観念の違いが大きく出るアイテムでもあります。
衛生観念は人それぞれ
「備え付け・自分で取り付け」
どちらがいいですか?
ついてないと困る!
子供の頃からウォシュレット付きだったから、無い方が困る!不具合があったら大家さんに聞けるし、余計な出費もないんだから「最初から備え付けがいい」
見てから決める
内見した時に水回りがキレイに清掃されていたから、備え付けでも気にせず使えそう。でも、図面情報だけで決めるなら「最初から無し+自分で取り付けを選ぶかも?」
新しい機種を使いたい
清掃済みだから使うのに抵抗はないけど、型が古いと水量や脱臭機能が気になる。お金はかかるけど「最初から無し+自分で好きな機種を選んで取り付け」かな
使わない・いらない
海外にいく事が多いので、普段から無くても気にしていません。使わないし掃除が大変そうだから、一人暮らしには「最初から無し+自分で取り付けもしない」かな
備え付けの物は、入居前に清掃済み。故障した場合は貸主が対応してくれるため安心して使えますが、「知らない人が使ったものは抵抗がある」「新しいモデルに買い替えたい」という方は少なくありません。
そのため、人の入れ替わりがある賃貸物件では「ウォシュレットなし、借主負担で取り付け可・退去時に原状回復」としている物件が多いです。また、3点ユニットの場合は、室内電源が取れないため最初からウォシュレットは付いていません。後付けも出来ないタイプがほとんどです。
借主負担
ウォシュレット取り付け
原状回復までの手順
- 後付けでウォシュレットをつけられる物件か、大家さん・管理会社へ必ず確認する。つける場合は、取り付け予定の機種や壁リモコンの有無等を連絡し、つけてもいいか再度確認する。原状回復についてもよく聞いておこう。
契約上、借主負担で取り付け可となっていも、貸主に連絡せず勝手につけると水漏れ等があった時や原状回復時にトラブルの元となります。
- 使いたい機種を家電量販店等で探し購入する。水漏れや漏電のリスクがあるため、取り付けは必ず業者さんにお願いしよう。
ネットでも購入できますが、取り付けサービスがある実店舗での購入がオススメです。
- 標準設備でついていた便座を外し、購入した便座(ウォシュレット)を取り付ける。
- 外した便座は貸主所有の設備のため、退去する日まで借主が大切に保管しておく。
- 退去時は、借主が取り付けた便座(ウォシュレット)を外し、借主が持ち帰る又は処分する。入居時についていた便座を元に戻し、標準設備の状態に戻す。【原状回復】
入居/退去時の【取り付け・取り外し】作業は水漏れや漏電のリスクがあるため、必ず業者さんにお願いしよう。
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