大手と地元の不動産屋はどう違う

不動産屋は大きく分けて「地域密着型」と「多店舗展開型」の2つのタイプに分かれます。
どこの不動産屋でも、お部屋を紹介するという点は同じですが業務内容に得意・不得意があります。
どういう形態のお店なのか知ってから来店すると「不親切な態度をとられた」「質問に答えてくれない」「営業がしつこい」「おとり物件だった」など不快な思いをせずに済むかもしれません。

多店舗展開型の不動産屋さん

大手不動産会社が、全国的にチェーン・フランチャイズ展開しているお店。
人気タレントがテレビCMをしている。ネームバリューがあり、初めてでも安心感がある。
◆見た目・雰囲気◆

・会社のイメージカラーで統一された外観。のぼり旗、玄関マット、看板に社名が入っている

・スーツor制服を着用し名札をつけている。若いスタッフが多く働いていて活気がある

・CMをしているタレントさんのポスターやグッズがあり華やか

・外から店内が見える作りになっていて入りやすい

・カウンターは横に長く座席が複数ある。お客さんが多い


◆特徴◆

他社物件を主に扱う【不動産業界全体で共有してる物件】

・紹介できる物件数は膨大だが、流れがとても早い

・来店から成約までの期間が短い

・利便性のいい所にあり、初めて行く街でも見つけやすい

・同チェーンで連携し広範囲に探してくれる

・支払時にクレジットカードが使えるところもある

・ポイント付与や契約時に安心サポート加入など大手ならではの独自サービスがある

◆営業スタイル◆

・フレンドリーで話しやすく 明るい接客

テンションは高めな人が多い

紹介できる物件が多いため 来店したらガッチリ離さない

・お客様のご要望に必ず応える!という熱意がある

・大手企業なのでノルマ達成に積極的な人もいる

・案内するお客様の数が多いため 作業スピードは早い

・細かな条件を指定してもテキパキ探してくれる

・既入居者との相性などは関係なく どんどん案内してくれる


◆デメリット◆

扱う物件の市場が大きく、流れが早い

・ネットで見て来店しても、既に決まっていることがある

・気にいった物件の申込や契約は急かされることが多い

・契約時に独自サービス(安心サポート等)加入を勧められることがある

他社物件の場合(これはどこの不動産屋でも同じです)
案内する物件の隣人、建物の雰囲気、大家さんについて等、詳細は知らない
申込または契約後は、担当から外れるため頼れない


★こんな人にオススメ★

・はじめての東京で、まだ住む地域が決まっていない

・東京にいる時間が少なく、何件も不動産屋を回れない

・部屋の理想が固く決まっていて、妥協したくない

・できるだけ多くの物件の中から 自分好みの部屋を探し出したい

・支払いにクレジットカードを使いたい、ポイントをためたい

・テンション高めで、グイグイ引っ張っていって欲しい

・以前も利用したことがあり、契約後は違う不動産屋さんが担当になる事を理解している



地域密着型の不動産屋さん

オズプランニングはこちらのタイプ
限られた地域に密着している不動産屋。昔ながらの不動産屋・小規模企業、中小企業と規模はさまざま
全国ネットのテレビCMでは見ないが、ケーブルテレビのCMを打つ会社はある。

◆見た目・雰囲気◆


・小ぢんまりとしていて静か。一見すると入りにくい雰囲気の店もある

・のぼり旗やポスターは、加盟している協会や情報サイトのものが多い

・図面やウィンドウ周りに手作り感があり個性的

・ウィンドウを見てると中から年配経営者が出てきたりする

・外からは店内が見えにくく間口は小さめ。小さなカウンターの他にソファ席があったりする

◆特徴◆


自社物件を主に扱う【自社で所有・管理しているor大家さんから直接依頼された物件】

・他社物件も扱うが、繁忙期は自社物件に集中する店が多い

・来店から成約までの期間は短~長 その時のタイミングによる

・小規模のお店が多く、初めて行く街では見つけにくい

自社物件については、どこの不動産屋よりも現状を把握している

・地域の企業、学校、商店街等と長年関わりがあり詳しい

・入居後の生活で困った点などを相談しやすい

・不動産業界全体の共有情報に載せない物件があったりする


◆営業スタイル◆


・接客マニュアルはなく、お店や担当する人によって様々。フレンドリーな人は少ない

・来店されたお客様は離したくないが、合う物件がない時はあっさり離す

・自社物件は
良い点・悪い点、建物の雰囲気を説明できる
内見~契約~入居~退室まで同じ会社が担当する事が多い
帰って少し検討したいと言っても対応してくれる

・予算や間取り以外に、お客様と既入居者の相性なども考慮しながら紹介してくれる

・自社で管理している物件は鍵を持っているため、内見までスムーズ

・部屋の現状を見て必要であれば、大家さんに値引や設備交換などを交渉してくれる


◆デメリット◆


・大手と比べると、取扱物件数はかなり少ない

・入居する方とは年単位のお付き合いになるため、最初からテンションは低めな人が多い

・大家さんや既入居者との相性なども考慮し紹介するため、予算内でも勧めない時がある

・家賃や手数料をとにかく値切りたい人には、そっけない
(管理会社は大家さん代理でもあるため不当な値引には応じない)

クレジットカードが使えない ポイント付与がない

・地域密着型は何件か不動産屋を巡らないと自分好みの物件に出会えない場合がある


★こんな人にオススメ★


・学校や通勤する場所など、住む地域が決まっている

・初めての一人暮らしで入居後が不安(遠方にお住まいの新入生の親御さん)

・理想の間取りよりも、安心して生活できる環境を重視したい

・不動産屋を何件か巡って、地域の様子をみたい

・落ち着いた雰囲気で部屋を探したい

・収入など個人情報を不特定多数に知られたくない



※今回は、大きく2つに分けて説明しましたが【多店舗展開型で自社物件を主に扱う店】【地域密着型で他社物件を主に扱う店】もあり、扱う物件の比率は各社で違います。