バス・トイレ別が絶対条件

バス・トイレ別が絶対条件の探し方

一人暮らしの人気設備はどう変わってきた？

一人暮らしのお部屋探しで重視される条件は、時代とともに少しずつ変化しています。かつては「エアコン付き」「バス・トイレ別」「2階以上」といった、いわゆる“基本設備”が人気の上位を占めていました。

しかし近年ではニーズが多様化し、「独立洗面台」「24時間ゴミ出し可能」「無料インターネット」など、より快適性や利便性を求める設備が注目されるようになっています。

SUUMO「イマドキ大学生の一人暮らし事情を調査 2022年度版」でも、「次に引っ越すときにも絶対欲しい設備」として、「独立洗面台」や「エアコン」が上位に挙げられており、こうした傾向が明確に表れています。なお、「独立洗面台」は、バス・トイレが一体の物件にも設置されていることがあり、バス・トイレ別とは必ずしもセットではない点に注意が必要です。

それでも「バス・トイレ別」は今も人気！

こうした多様化のなかでも、「バス・トイレ別」は今もなお根強い人気があります。
当社にご来店される単身のお客様からも、「バス・トイレ別が絶対条件です」といったご希望をいただくことが多く、物件選びの大きなポイントになっています。

家賃は毎月かかる固定費。予算と相談しながら慎重に！

「探せばある」「お金をかければある」のがバス・トイレ別物件ですが、家賃は毎月発生する固定費であることを忘れてはいけません。特に学生の方は、仕送りやアルバイト収入の範囲でのやりくりが基本。家賃が生活費を圧迫してしまうと、勉強や生活に影響が出てしまうことも。

予算に余裕がありそうに見えても、「無理なく払い続けられるか？」「卒業まで継続できるか？」という視点で慎重に考えることが大切です。

家賃相場を考えよう

バス・トイレ別の物件で家賃を抑えたい場合は、以下の点を検討してみることをお勧めします。

駅から少し離れた物件も検討する
　主要駅から徒歩10分以上かかる物件は、家賃が比較的抑えられていることがあります。
築年数にこだわりすぎない
　築浅物件にこだわらず、築年数の経った物件にも目を向けると、条件に合う部屋が見つかりやすくなります。リフォーム済みの物件も多く、意外と快適に暮らせることもあります。

これらの条件を柔軟にすることで、家賃を抑えながらもバス・トイレ別の希望を叶えやすくなります。

また、検討している地域の家賃相場が予算に合わない場合は、隣の駅や市など、相場がやや低めのエリアも視野に入れてみると、選択肢がぐっと広がります。

一方で、ご予算に少し余裕があれば、希望条件を妥協せずに物件を探しやすくなるため、全体的な満足度も高くなる傾向があります。